美味しいものを美味しいと言えること、いつものピザと、いつものパスタ

2020年に入ってすぐのころは、オリンピック・パラリンピックの開催も予定していた年だったので、希望に満ちていた様に思えます。
街は活気づき、新宿、渋谷、原宿、六本木、赤坂など昼夜問わず、賑やかでした。
しかし、1月下旬ごろから、少しずつ新型コロナの情報も入ってきていました。😃
ただ、それでもまだ、日本国民は、どこか他人事であり、それよりも明るい未来を想像していたように感じます。
2月に入って、刻々と深刻な状況をニュースで取り上げられる様になり、日本も少しずつ危機感を覚えていったのではないでしょうか。

私は、食べ歩きが外好きで、趣味の一つです。

美味しいお店を巡っては、満足感を得て幸せな気持ちになるのは、私だけではなく、誰しもがいえることではないでしょうか。
人は、食欲が最後に残る欲望だという人もいるくらい、食に対しての欲は深く、幸福を得る人は多いです。しかし、この新型コロナ感染症により、その幸せが少し奪われた様な感覚を覚えました。
4月に入ってからは、都内の感染者も増加し、北海道、大阪府そして全国各地の感染者が増え続けていきました。それに伴い、緊急事態宣言も発令されたのです。普段に賑わう街の灯りは消え、シャッターが下りた街並みは異様でした。
焼野原の様なイメージが、いまでも焼き付いています。
普段、当たり前の様にいっていたレストランも休業し、どこにも行けないまま過ごす日々の中、普段の日常が、いかに有難かったかを教えられている様でした。
見よう見マネで作ったパスタの味は、それなりに美味しく、でも、その後、むなしさが残りました。
緊急事態宣言が解除され、久しぶりに いつも行っていた商業施設のレストラン街に足を運ぶと、そのお店のうちの一軒が、閉店していました。
それだけ、この新型コロナ感染症は、悪影響を及ぼし、怖いものなのだと、痛感しました。
そんなことを思いつつ、レストランへ入店しました。
いつものピザと、いつものパスタと、いつも注文する珈琲を母とふたりで注文しました。
2ヶ月ぶりの会食でした。
大げさな話ではなく、この味の感覚は、一生わすれません。😞
美味しくて、温かくて、ほっこりした時間に、心から感謝しました。
人は、有難みをついつい忘れてしまう生き物です。だからこそ、苦しみの中に、取り戻すべき感情があるのです。それを実感した出来事でもありました。
美味しいものを美味しいと言って食べられる幸せ。その感情を知ったこき、色々な事や物への感謝の気持ちを感じました。
はやく、終息しますように。

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